学資保険の持つメリットとデメリットとは?

学資保険の持つメリットとデメリット

子どもの将来のことを考えて「学資保険」に加入する親が少なくありません。学資という名前は付いていますが、生命保険に変わりはないので保障があります。

 

ただ、学資保険の意図は「教育資金」の積立ということに重点の置かれているのが特徴です。なお、学資保険は保障と貯蓄の相反する性質を抱えていることから、メリットとデメリットが表裏一体になっています。

学資保険のメリット

高い利率

学資保険のメリットにまず挙げられるのは利率が高いことです。現在、銀行の定期預金の金利は軒並み0%以下になっているため、高額なお金を預けたとしても、スズメの涙程度の利息しか付きません。

 

ところが、学資保険では返戻率(払込保険料に対して給付される保険金や祝い金の率)が110%を超える商品が少なくなく、一時払いや前納などを利用すると120%以上になることもあります。ゼロ金利の時代にこれだけの利率を得られる金融商品は滅多にありません。

教育資金の確保

契約者(親)に万が一の事があった時には以後の保険料の払込が免除されます。例えば、被保険者(子ども)が0歳から18歳までの18年間(216ヵ月)、毎月1万円の保険料を支払う契約をした後、60ヵ月が経った時に契約者が死亡すると、残りの156ヵ月分の保険料156万円の支払が免除されます。従って、親が亡くなったとしても確実に予定の学資金を受け取ることができます。

契約者貸付制度

学資保険には契約者貸付制度があり、仮に、急にお金が必要になったからといって学資保険を解約しなくても、返戻金を担保にお金を借りることができます。しかも、銀行のローンより数段低い金利で借りられ、返済も強制されることがなく、都合のいい時に返済できるだけのお金を支払うだけで構いません。また、完済できなかったとしても、満期保険金から借入残金と利息が引かれるだけで済みます。

学資保険のデメリット

保険料の支払いへの拘束

学資保険ではメリットが逆にデメリットにもなります。学資保険は長い年月一定のお金を払い続けるから返礼率が高くなっています。従って、満期前に解約すると、払い込んだ保険料より少ない額の返戻金しか受け取れず、損をすることになります。銀行の定期預金なら解約が自由ですし、元本割れするなどということはありません。

保障の必要性

親が亡くなった時の保障に関しては一般的な生命保険に加入していれば事足ります。また、子どもに万が一のことがあった時の死亡保険金など親にとっては必要ありませんし、ケガや病気に対しては公的健康保険が利用できます。

 

そして、医療保障や育英年金プランを付けると返戻率が低下し、例え補償を受けなかったとしても、満期保険金が払込保険料より少なくなります。

将来の経済状態の予測

学資保険は現在の経済環境の中で15年後、18年後の返戻率を決めています。当然、将来の経済状態は予測できないため、お金の価値が落ちていることもあり得ます。

 

仮に、返礼率が110%でも、物価が10%上がっていれば、実質的にはお金が増えないことになります。

 

ちなみに、学資保険には「貯蓄型」と「保障型」の2つのタイプがあり、貯蓄型は学資保険の本来の趣旨である教育資金を蓄えることを目的とするため、医療保障や育英年金が付いていません。

 

従って、返戻率は必ず100%を上回ります。一方、保障型というのは教育資金の積立に保障を付加したものであり、万が一の時には保険金が下りたり、育英年金が支給されたりするので安心は得られますが、その分返礼率が100%を割るので、貯蓄性はなくなります。学資保険への加入を検討する時は、目的を明確にすることが重要です。
学資保険は基本的にメリットの方が多い保険です。多くの人は子供が高校や大学に進学するのに合わせて学資保険を掛けているものです。

 

今は公立の高校は無償化になっているところもあり、私立高校にしても、一定の世帯年収以下の場合、学費は昔よりもかなり安くなっています。昔は母子家庭などで金銭的に苦しい人は消費者金融から借りてでも子供を私立高校に行かせていた人もいるでしょう。

 

プロミス審査流れを参考にして消費者金融に同時に申込して多重債務者になってしまった人もいます。

 

今は少子化に伴い、女子高や男子校などは減ってきており、共学にして生徒をいかに確保するかが学校経営の柱になっているのかもしれません。カードローンで借入しないためにも、学資保険はやっておくべき保険の1つと言えます。


page top